ロシア・サンクトペテルブルクの旅行情報

アレクサンドル・ネフスキー修道院(チフヴィン墓地)

アレクサンドル・ネフスキー修道院は1710年にピョートル大帝によって創立された修道院で、今も人々の信仰を集める由緒正しい祈りの場。どうしても日曜礼拝に行きたかったので、ここを第1目的地としました。私が宿泊した「ネフスキーホテル・グランド」と修道院は少し遠かったので、前日にガイドさんと相談してタクシーで行くことに。スピード感あふれる運転にドキドキしましたが、無事に到着(笑)ホテルからは、地下鉄でPLOSHCHARD ALEXANDRA NEVSKOGO駅で下車していく方法もあります。

女性は聖堂に入る時、髪を隠さなければならないのでショールを頭に巻いて入りました。 聖堂内には聖歌が朗々と響き渡り、金色の祭服を身につけた司祭たちが祈りの言葉を唱えています。それに呼応するかのように十字を切り、頭をたれる信徒たち。 厳かな気持ちで聖堂を出た後、修道院内にあるチフヴィン墓地に向かいました。 ここは文学者や作曲家など、ロシアを代表する著名人が埋葬されており、ロシア芸術愛好家にとっては、ある種の巡礼地になっているとか。

チャイコフスキーやドストエフスキーのお墓もあります。


ドストエフスキーのお墓。花が植えられ、こんな柵が設けられていました。墓地内でも別格の扱いです。


チャイコフスキーのお墓。お墓まで芸術的。


墓地内にいた猫さん。チケット売りのおばちゃんいわく“墓守り猫”とのこと。

エルミタージュ美術館

アレクサンドル・ネフスキー修道院からエルミタージュ美術館まではタクシーで移動。 メインの入り口は大勢の観光客でごった返していましたが、事前にチケットを手配していたので専用の通用口からあっさり入場できました。 エルミタージュは4つの建物から成る巨大美術館。西洋絵画が集まる一連の間や回廊は、聖書やギリシャ神話をモチーフにした作品が多数あります。

内容を少し予習しておくと「ああ、例の場面ね」「この人物は○○だな」とわかるので、より楽しんで鑑賞できますよ。 絵画だけでなく、宮殿装飾も一軒の価値ありです。絢爛豪華な芸術品にクラクラした時、ふと目に飛び込んできたのが中庭。緑の草花が茂る小さな空間にホッとしました。エカテリーナ2世も仕事の合間を縫ってこの中庭を散歩していたとか。ここで考え事をしたり、一息ついていたのでしょうかね。

◆アドバイス
・窓口で並ぶと時間も体力も消耗するので、事前にチケットを取っておいたほうが良い。(旅行会社に手配してもらうか、専用サイトからE-チケットを入手)
・床が寄木細工の所もあるのでピンヒールの靴は不可。
・美術館内でのカフェはWi-Fiは無料でつながります。


聖ゲオルギーの間。この玉座に皇帝が座り、外国の大使らが謁見をしていたそうです。


聖書をモチーフにした絵画が壁や天井にびっしりと描かれています。圧巻の一言。


ティツィアーノの「ダナエ」。他にレンブラントによる「ダナエ」もあります。


エルミタージュ美術館の中庭。ホッとする風景です。

ロシア美術館、市内散策・買い物

ロシア美術館はホテルから近かったので徒歩で行きました。 雪がちらほらと舞う中、劇場やコンサートホールが点在するエリアを抜けると芸術広場。 広場の真ん中に鎮座するプーシキン像のすぐ後ろがロシア美術館です。

まずは12世紀から18世紀半ばごろまでのロシアのイコン美術。その後はアイヴァゾフスキー、スリコフ、レーピンなど18世紀~19世紀のロシアを代表する画家の作品が続きます。 そして20世紀のアヴァンギャルド、社会主義リアリズムの作品群で締めくくり。 滞在時間3時間で約800年分のロシア美術を楽しむことができました。

その後はぶらり市内散策。美しい歴史的建築物が、現役のアパートやスーパー、病院だったりするので驚いてしまいます。ドストエフスキー記念館は休館日でした。がっかり。 道中、あちこちのお店でお土産を買いました。

お勧めは、ロシアでは有名なオーガニックコスメ店「ナチュラシベリカ」、巨大本屋「ドーム・クニーギ」。目にする商品がいちいち可愛い。きれい。 ロシア人ってどこか無骨でいかつく見えるけど、実は美しいものが好きなんだと思う。


芸術広場の中にあるプーシキンの銅像。ロシア国民の心だけでなく、鳩にも拠り所にされているようです。


プーシキン像を通り過ぎると、目の前にロシア美術館。ここも元は宮殿だったそうです。


アンドレイ・ルブリョフのイコン。700年近く昔のイコンが現代に残っているのは奇跡!


イリヤ・レーピンの「ヴォルガの舟曳き」。男たちの貧しさと疲労感が伝わってくるようです。

サンクトペテルブルグでの食事

滞在中、ホテルやカフェ、レストランなどいろいろな場所で食事を取りましたが、味に関してハズレはなかったように思います。(ただ運が良かったのかもしれませんが)

街中のレストランやホテルにはたいていボルシチやピロシキなど定番ロシア料理がありますが、店によって具や味付けが少しずつ異なるので、食べ比べてみるのも面白いですよ。

◆アドバイス
・ロシアでの外食は結構高いです。ちょっと良いレストランに入ると、ランチでも1000ルーブル超えることがあるので注意!
・ロシアでの料理一皿の量は結構多いです。調子に乗ってあれもこれも頼むと食べきれなくなるので注意!(一人で食事をするのなら、スープとパン、コーヒーで十分)

◆Wi-Fi情報
・ホテル内のレストランの他、カザン聖堂向かい側のスターバックス、ロシア料理ファストフードチェーンのテレモークなどでWi-Fiの接続を確認しました。ネット環境は本当によく、SNSをチェックしたりメールをするのに困ることはありませんでした。


ホテルで朝食。右がカーシャ(おかゆ)、左の皿にはブリヌイとトヴォロク(カッテージチーズ)、ソーセージとビーツサラダ、ニシンの塩漬けなど。


ホテル内のレストランで出されたボルシチとパン。ビーツ独特の甘みが感じられる私好みの味でした。


エルミタージュ美術館近くのレストランにて。少し高級な店で値段もそれなりに高かった。でも、その分美味しかったです。


「テレモーク」というロシア料理のファストフード店。全部で350ルーブルくらい。


カザン聖堂の向かい側にあるスターバックス。味やメニューは日本と変わりません。ロシアのご当地タンブラーは可愛いのでぜひ入手を。